営農情報

野菜の記事

平成26年 2月豪雪による被害農業者への支援対策について

1.国・県・市による農業用施設の再建・修繕への助成

 

(農業施設:パイプハウス、鉄骨ハウス、畜舎等、農業用として使用している施設)

・補助率 国(50%) 県(25%) 市(15%)計90%以内
・補助の対象 パイプハウス等、農業経営に必要とされる農業用施設 ◎耐用年数を経過した施設の復旧等も対象となります。
・補助の要件 今後も営農を継続する見込みの農業者
・補助の内容 平成26年2月の豪雪で被害を受けた農業用施設の再建、修繕費用 ◎被災前と同程度の仕様で、被災施設面積以下の農業用施設が対象
・補助申請に必要なもの 被害にあった時の写真(ハウス1棟につき1枚)農業用施設の見積書、農業共済に加入している農業用施設の場合は、共済金支払通知書の写し

※営農計画上、早急にハウスを建てる場合は、復旧中、復旧後も各1枚必ず撮影しておいてください

2.JAにおける豪雪対策実施内容について

 

目的- 平成26年2月に発生した豪雪により被災した農家の「営農継続意欲の喚起」を重点として以下のとおり対策を実施します。

支援対象者-組合員であり、JAにおいて被害状況、復旧費用が確認できるもの

○支援内容

 

項目 助成内容

助成率・助成額

備考
1.農業用施設の復旧支援 全壊または半壊した農業施設の復旧費用(パイプ、付属部品、被覆資材)への助成(JA より購入のもの) 10% 以内 施工料は対象外
行政(国、県、市村)からの補助金と合算し事業費以内
2.農業用施設の組合員への支援 対象災害により全壊または半壊した農業施設の復旧支援 被害面積
300㎡以上:5,000 円
300㎡未満:3,000 円
 
3.野菜苗のキャンセルによる農家負担軽減 施設被害を受け作付が不能となった野菜苗のキャンセル料金への支援(JA より購入のもの) キャンセル料金以内  
4.水稲育苗施設の被災によりトンネル育苗に変更した資材への支援 トンネル資材(支柱、被覆材)代金への助成(JA より購入のもの) 50%以内  
5.集乳が不可能となり生乳を廃棄した生産者に対する支援 廃棄された生乳代金への支援(JA 出荷分) 30%以内 行政(国、県、市村)、関係団体からの補助金等と合算し廃棄生乳代金以内とする。

新地域おこし種まき運動

 原発事故による風評被害等、農産物全般にわたり厳しい販売状況が懸念される中、昨年度の『新地域おこし種まき運動』を基本に拡充を図り助成策強化を進め、地域の活性化を目指します。

 

目的: 産地の農業振興を強化し、農産物の生産維持拡大を図る。
助成対象者: ①JAみちのく安達の組合員であり、米の需給調整に取り組んでいる方
②事業費並びに生産販売数量・販売額についてJAで確認できる方
予算額: ①25,000,000円の範囲で助成する。
②各助成金と併せ、1組合員あたりの限度額は別表のとおりとする。

 

 

「新地域おこし種まき運動」 助成内容(助成率および助成額)

項目 助成内容

助成率・助成額

備考
①新規栽培者助成 新規導入する園芸作物の直接生産費
(種苗、肥料、農薬、生産資材)対す
る助成
50%以内 10a当り20万円を
上限とする。
②増反者助成 増反分種苗及び資材購入代金に
対する助成
50%以内 10a当り20万円を
上限とする。
③展示圃助成 JAが、試験栽培を委託する栽培者に
対する助成
50,000円/10a 定 額
④作付け助成 販売高3億円以上の園芸作物及びね
ぎ作付けに対する助成
3,000円/10a 定 額
⑤ 出荷調整機
 及びねぎ専用機械
新規品目導入に必要な出荷調整機購
入代金に対する助成及びねぎ栽培に
使用する定植機・管理機購入代金に
対する助成
50%以内(専用機)
30%以内(管理機)
1人当たり
35万円を限度
その他販売主要品目の出荷調整機等
購入助成
50%以内(専用機) 1人当たり
35万円を限度
⑥トンネル資材助成 ねぎ、なす、ピーマン、小玉すいか、
りんどうの出荷前進・品質向上を目的
に導入するトンネル資材(支柱・被覆
材等)購入代金に対する助成
ピーマンについては、保温性の優れた
被覆材(農ビ・POフィルム等)に変更
した新規購入代金も対象にする
50%以内 1人当たり
20万円を限度
⑦パイプハウス購入助成 園芸作物栽培のため新規設置する
パイプハウス資材購入代金に対する
助成
50% 以内 更新は除き、1人当たり
150 万円を限度
⑧遊休桑園抜根助成 抜根後、園芸作物を作付した圃場に
対する助成
10,000 円/10a  
⑨家畜導入事業 乳牛導入・和牛繁殖牛導入価格
(市場落札価格)
落札価格の5%
肥育牛導入 1 頭 1 万円 1 人当たり
10万円限度
優良繁殖雌牛自己保留助成 1 頭目   
5,000 円 
2 頭目以降
10,000 円 
1 人当たり
20万円限度
⑩ きのこ原木・菌床栽培
種菌購入助成
再建に向けた種菌購入代金に対する
助成
30% 以内 1 人
30万円限度
⑪果樹更新苗木購入助成 有利販売を目的に果樹の品種更新、
品目更新に係る苗木購入代金に対す
る助成
30% 以内1 1 人
30万円限度
⑫ 6 次化産業事業助成 6 次化産業商品に伴う資材、器材へ
の助成
50% 以内 

 

  • 1.農家(生産組合も含む)あたり、各事業合わせて150万円を限度とする。
  • 2.各種補助金、助成金(県・市村・全農等より)と併せ補助率70%以内とする。

さやえんどう・スナップエンドウ ハモグリバエの防除の徹底を

当面の栽培管理

1.追肥・中耕・土寄せ

 3月中旬に硝燐安加里S604を10a当たり20kg散布し
除草を兼ねて中耕・土寄せを行う。管理機で根を傷めない
よう注意する。 

2.補 植

  3月上旬~中旬頃、欠株箇所がある場合は、混んでいる
ところの株を間引きし早めに補植する。1株当たり8本程
度の分けつ数が確保されていればよい。

3.ネット張り、誘引

① 草丈が20~25㎝に伸びる前に、茎葉が風で横になびか
ないうちに支柱を立てネットを張る。ネット幅180cm。
② 生育が進むにつれて、分枝が立ってくるので早めに横
テープを30cm間隔に張っていく。

4.追 肥

 4月下旬の開花初め頃に実施し、その後の追肥は、収穫
に入ってから草勢に応じて行い、遅れないように実施す
る。1回当たりの追肥量は、窒素成分で2kg程度(S646で
10kg程度)を10日~14日おきに実施する。 

5.排水対策

  排水不良は生育不良や欠株の原因となるので、排水溝を
設けるなど排水対策を徹底して行う。

6.かん水

 乾燥は、伸長が抑制されるので通路にかん水し適度な土
壌水分を確保する。また、5月下旬以降高温と乾燥を防ぐ
ために畝間まで敷きわらをする。 

7.病害虫防除

  ハモグリバエ類対策(早期発見・早期防除) ハモグリバ
エの被害葉は、2月頃より発見することもあるが、4月以
降目立つようになる。3月上中旬頃の発生初期から発生密
度を下げることが防除のポイント。早期発見、早期防除に
努める。【殺虫剤】
アルバリン粒剤(スタークル粒剤と同一成分農薬)

【使用時期】
3月中に使用(発生初期の密度を抑える為に土寄せ時期頃
に使用すると効果が高い。

1回のみ使用
(収穫14日前まで)

【使用量】
1a当たり900gを均一に散布。(9kg/10a)

【使用方法】
① サヤエンドウの株元に均一に散布する。(根から薬剤を
養水分と一緒に吸わせることがポイント)
 ※ サヤエンドウの頭(生長点)から茎葉全体に散布する
と効果が減るので注意する。

② 散布時に土が湿っていると薬剤の溶解が早く効果が高
くなるので、できる限り降雨後等の土の湿っている状態
で散布する。
 その後、発生状況をみて防除する。その他病害につい
ては、防除体系を参考にしてください。

※ スナップエンドウは、農薬の使用作物名は、さやえんど
うに含まれます。


床土の作り方 健苗は、良い床土づくりから

1.床土の条件

①病害虫のおそれのないこと
 原土は果菜類の作ったことのない山土
 水田土壌を使用することが望ましい。
 ※ 放射性物質測定を行い基準値を超えていないことを確認すること
②物理性(排水性、通気性、保水性)の良い土
③化学性(PH、EC)の良い土
 PH 6.0~6.5 , EC 0.5位が望ましい。

2.床土の種類と作り方

①熟成床土
 原土、有機物、肥料を交互に層にし、数回切り返して熟成させたもの
 ※ 有機物が十分に分解する期間をかけることが大切。前年の7~8月まで積んだもの。
②速成床土
 原土+有機物⇒肥料を加え混合して短期間でつくる床土
 原土〔畑土、火山灰土〕と有機物〔完熟堆肥、腐葉土、ピートモス〕の容積比1:2
 肥料は肥効を持続させ、濃度障害を防ぐため緩効性肥料(AUそさい苗床)を用いる。
 肥料混合にあたっては、土壌分析(PH、EC)後に施用し、分析値によって肥料混合量・PH(消石灰、過燐酸石灰等)を調整して下さい。【は種床用土】
 自家製床土は失敗している事例が多いので市販培土を使用したほうがよいです。

 市販培土の種類は、作物ごとに開発された培土も
あるので、作物や使用法によっては、問題を生じる
場合がありますので、ご注意下さい。
 また保水性、排水性が大きく異なるので、かん水
には注意が必要です。

3.床土の消毒

クロピクテープ剤による消毒

消毒期間 高温時(15℃以上)10日位
低温時(10~15℃)30~40日位
10℃以下では使用しない
使 用 量 1㎡あたり約2.2m使用

※使用にあたっては、使用方法を遵守する。


長ねぎ栽培(は種から定植まで)

1 . 作型と品種 

○…は種  …ハウス   ◎…定植     …収穫
品 種 夏秋どり:ホワイトタイガーほか  秋冬ねぎ:秀雅ほか

2.は種に必要な資材

チェーンポットCP303 75枚
水稲育苗箱 75枚
ネトマールF 75枚
種子(コート種子) 8缶
ねぎ用培土 12袋

3.育  苗

  1. チェーンポットに1穴2粒蒔きとする。
  2. 電熱線または水稲育苗器を使い、発芽までの温度は、約24℃を確保する。(約4日間)
  3. 発芽後は、15~20℃に管理し、培土の状況をみて2~3日に1回かん水するハウスは基本的に開けておき、霜注意報がでたら閉める。定植1週間前から外気にならす。

4 . 本畑準備

施肥例(10a当たり基肥)

堆 肥 2t
顆粒状苦土生石灰 100kg
リンスター30 20kg
ルートファイターZ 40kg

定植1ヶ月前には、散布・耕転する

 

ねぎ専用048 80kg
ケイ酸加里 40kg

10日前には、散布・耕転する

 

 

※土壌PH6~6.5を目安に石灰を施用する。

 

5 . 畝立て・定植

  1. 管理機で畝幅100㎝以上、深さ20㎝の植えつけ溝を作る
  2. ひっぱりくんを用いて定植
  3. 定植の目安
    草丈 15㎝以上  葉数 3枚以上

    太さ 2.0~2.5㎜以上根鉢が十分形成されていること。


平成25年度 夏秋野菜生育状況・販売経過・販売実績について

【生育概況・販売状況】

品目名 作型 生育状況・販売経過
きゅうり 夏 秋 播種は4月下旬から6月下旬にかけて随時行われた。定植は5月下旬から順次実施されたが、乾燥により活着不良となり、生育が抑えられた。6月定植の一部で芯止まりが発生した。収穫期は降水量多め、生育は平年並みに回復した。7月下旬から8月上旬の大雨日照不足により疫病、つる枯病、根腐病の発生が多かった。また8月中旬の高温の影響で出荷量が平年より10%減となった。9月中旬の台風や夜温低下、褐斑・炭疽病が蔓延、10月中~下旬に収穫終了となった。販売面では7~8月にかけ北日本中心に曇天・多雨・低温により岩手、秋田産の入荷が少なく、シーズン通して絶対量不足の中、特に8月下旬から9月末まで高値基調の販売であった。
なす トンネル
露地
トンネルで4月中旬、露地で5月下旬に定植、活着の遅れにより生育は平年より4~5日遅れとなった。6月の定期的な降雨により半身萎凋病が多発するほ場もあった。7月下旬の多雨により草勢低下、出荷が遅れた。8月上旬以降気温高めで草勢は回復、出荷もピークを迎えた。販売面では出荷開始は平年より遅れ相場はやや高めで経過、8月の気温上昇に伴い各産地とも潤沢な出荷の中、相場は下落したが、8月下旬以降高温による花飛びや成り疲れもあり、数量減により荷動きは回復し相場は高騰した。
チェリー
トマト
雨よけ 4月上旬から定植開始、春先の天候不順により初期生育はやや遅れた。6月上旬より出荷開始、果実肥大がやや遅く、前半の出荷量は少なめであった。葉かび病、タバコガの発生が目立った。販売面については各産地とも梅雨明け前の天候不順により出遅れ、7月一杯は入荷少なく堅調な販売であった。8月以降猛暑により北海道、東北産の潤沢出荷により相場を下げるも、その後の出荷量は高温による花落ちで減少、9月以降け相場は高騰した。
ピーマン 全作型 トンネルで4月下旬、露地で5月下旬に定植、トンネルは干ばつにより初期生育は弱く、露地は定植後低温により生育は停滞、節間が詰まった。7月下旬の多雨により樹勢弱く出荷ピークは8月中旬にずれ込んだ。シーズンとおして尻腐果や赤果が多く、ウイルスの発生が目立った。販売面では、8月上旬までは入荷量少なく、相場は堅調であったが、東北産が盆前に増量し、相場を下げながらの販売、その後入荷も落ち着き後半に向けては平年より高値で推移した。
いんげん 露地 梅雨明けが平年より遅れ、前半の出荷量は平年より多めであった。8月中旬以降高温・干ばつによる花落ちもあり、果形も悪く出荷量は減少した。遅まき物も出荷が遅れ、販売面では後半にかけ数量減の単価高で推移した。

 

【主な夏秋野菜販売実績】

品目 H25.03.01~H25.11.19
出荷分
H24.03.01~H24.11.19
出荷分
前年対比
出荷数
(トン)
販売金額
(千円)
単価
(キロ)
出荷数
(トン)
販売金額
(千円)
単価
(キロ)
出荷数 販売金額 販売単価
きゅうり 3,239 959,946 296 3,425 623,453 182 95% 154% 163%
なす 430 112,859 262 540 93,538 173 80% 121% 152%
トマト 131 32,879 251 124 24,928 201 106% 132% 125%
チェリートマト 195 122,204 627 208 103,651 498 94% 118% 126%
ピーマン 264 87,689 332 288 44,770 155 92% 196% 214%
いんげん 117 73,833 631 125 64,497 516 94% 114% 122%
さやえんどう 25 13,838 554 35 16,671 476 71% 83% 116%
スナップエンドウ 17 11,721 689 25 11,807 472 68% 99% 146%
アスパラガス 23 21,025 914 25 20,779 831 92% 101% 110%
つるむらさき 26 7,951 306 30 4,678 156 87% 170% 196%
ねぎ 143 28,328 198 128 22,924 179 112% 124% 111%
ニラ 12 3,226 269 14 3,863 276 86% 84% 97%
加工きゅうり 285 7,262 25 374 9,958 27 76% 73% 96%
加工ふき 34 3,280 96 64 6,203 97 53% 53% 100%

 

平成26年用 販売用種子・苗の注文について

 26年栽培用の夏秋野菜(JA出荷用)の種子、苗の注文を12月より行います。栽培を希望される方は、各グリーンセンターにご相談ください。
※やさい部員には、注文書を配布します。


次年度に向けて 良い野菜作りは、土作りから

1.収穫打ち切り後

 次年度病害発生防止のため、ほ場内の茎葉、株、病果は、クマデ等でほ場の外へ持ち出す。また、土壌病害の発生がみられたほ場(ホモプシス根腐病、半身萎凋症、青枯病等)では、次年度は休耕もしくは作物を転換する。

2.輪 作

 片付け後に緑肥作物(ライ麦等)を11月中に、は種する。(遅まきの場合、は種量を多めに)は種は、ばらまき後1~2cmの厚さに覆土、発芽を良くするため鎮圧を十分行う。

3.堆肥の施用

 未熟堆肥は、秋の内に畑へ散布し、浅く2~3回耕耘して春の作付けまでに熟度を高めておく。

4.土壌分析、採取方法

 畑全体の分析を対象とする場合は、平均的な生育収量を示す、ほ場を選んで道路や水路等より5m以上離れた地点から、5カ所から同量の土を採取し混ぜ合わせる。 畑の一部(何らかの障害がある土壌)を対象とする場合は、そのような障害のでる所を2~3カ所同量採取し混ぜ合わせる。
 採取する深さ、V字形の穴を掘り斜面に沿って一定の厚さで土壌を採取する。
 採取する量1カ所から約500g採取し、同様に5カ所採取した土を混ぜ合わせて、納屋等の日陰で(7~10日間)新聞紙等に広げて十分に乾かして、その土1㎏をビニール袋に入れて提出する。
※尚、やさい部員の方を対象に今月取りまとめを行います。(有料、1点1,050円)


タラの芽の促成栽培方法について

1.穂木の伐採時期

(1)降霜後葉が落葉したら
①穂木の乾燥を防ぐため本来は、伏せ込む分だけを圃場より伐採し確保する。伏せ込み2週間前程度が望ましい。穂木の乾燥により、芽の揃いが悪くなったり、小さくなってしまうので注意して下さい。
②伐採の際来春の芽を確保するため地際より3芽程度残して伐採します。
③長期保管(降雪等により冬期間圃場に入れない)の場合は 短く調製せず長い状態で保存する。保存方法は土間に穂木を立て掛け、コモやビニールシート等で被覆保管します。

2.ふかし栽培について

(1)ふかし床の作成
①ハウス内に幅90~120cm、深さ15~20cmの半地下式の温床をつくり、7~10cmのオガクズを敷き詰めます。
②水耕栽培の場合
 床の作成はオガ栽培同様で水の交換も必要になって来ますので、排水口を忘れずに設置すること。

3.穂木の切断方法

穂木の長さは1芽毎に10~15cm程度に芽を傷つけないように丸ノコで切断します。
(芽が集中し1芽で切断できない場合は2芽とします、但し収穫は上の芽のみとなります)

4.挿し方

オガクズに十分に水を含ませ、おち着いたら深さ5~6cmに挿し込みます。長い物は中央に、短い物は通路側に、それぞれ芽を通路側へ向けます。

5.萌芽促進及び防カビ対策

挿し方が終了したら、休眠打破するためジベレリン処理(20,000倍)・防カビ対策としてトップジンM水和剤2,000倍(収穫21日前)を1坪当り3リッター散布します。(穂木のドブ漬け禁止)

グリーンアスパラガス 収穫終了からの管理

1.アスパラガス性質について

 アスパラガスは春取り打ち切り後の立茎開始時から9月までは光合成を行い根に養分を貯蔵しながら萌芽していきます(夏季収穫期)。

 しかし10月以降の平均気温が16℃以下になると光合成を行った養分は萌芽作用に回らず、ほとんど根に転流して来年の萌芽の為、貯蔵養分(糖類)として蓄積されます。

 ハウス栽培では収穫終了後から茎葉を刈取るまでは、鱗茎群の乾燥をさけ、株元が乾いている時は、かん水して下さい。

2.刈取り時期の目安と注意点

 2~3回の降霜により茎葉が黄化するので刈取りは早くても11月下旬以降を刈取り目安として下さい。

 茎葉がまだ青味がかっているものは、まだ茎に養分があると考えられますので茎の青味が抜けてから刈取りして下さい。

 また、地上部で冬越えする病害虫が多いため、できるだけ地上部ギリギリに刈取り、刈取った茎葉は圃場外へ持ち出して下さい。

3.収穫終了後からの防除

 収穫は10月上旬頃にはほぼ終わります。収穫が終了しても立茎した茎葉は養分転流していますので、茎枯病等の防除を行い、刈取り終了後は地上部(地面)の防除をバーナー等で焼却防除や、薬剤防除を行い来年へ備えて下さい。

 また刈取った茎葉は圃場外で焼却し病原を残さないようにして下さい。

 

【収穫後使用農薬】

農薬名 使用回数 希釈倍率 備考 使用時期
ベフラン
液剤25
5回 1000倍 茎枯病 収穫終了後
(冬期まで)
リゾ
レックス
水和剤
3回 500倍 茎枯病 収穫終了後
フロン
サイド
水和剤
5回 1000~
2000倍
茎枯病
斑点病
収穫終了後

 ※農薬は、必ず使用基準等を確認して使用して下さい。


春の換金作物として、『スナップエンドウ』と『さやえんどう』の作付けの推進をしています。

1.圃場準備

土壌は砂地より粘土質の方が生育は良いが粘土分が多過ぎると根の活動が悪い為、膨軟な土が良い。

また、土壌が酸性では生育が悪い為、石灰資材で酸度矯正をする。(PH6.5程度)

”豆類は連作を嫌いますので、できるだけ圃場を移動しましょう”

2.施肥(10a当り)

完熟堆肥を約4トンを施す。

基肥は窒素成分で4~7kg、リン酸成分で18kg、カリで4~7kg施用する。

基肥の施用は播種7日~10日前に終了し土とよくなじませておく。

“EC、土壌PHを測定し施肥量、施用量を調整する”

 

3.は種準備

畦は、排水と湿害対策のため高畦とする。

は種量は10a当り3~4ℓ

4.品種

さやえんどう 改良姫みどり(露地、ハウス)
ゆうさや(露地のみ)
スナップエンドウ スナック753(露地)
つるなしエンドウスナック2号

5.は種

時期は比較的低温の影響の少ない幼植物期を低温で過ごし、開花から結蕾期が適温期に入るよう調整すると10月中~11月上旬頃がよい。

栽培密度は畦間150cm、株間20㎝程度。

1ヶ所3~4粒まきとし、深まきにならないようにする。(覆土は2~3㎝程度)

直播できない場合は露地床やペーパーポット(No.10)を使用し、時期を同じには種し、定植は11月中・下旬に行う。その時長く伸びた直根を切らないよう細長く掘り取る。

6.その他

一度寒さに与えてから被覆し、新芽が伸長してきたら、カーテン及び小トンネルで二重被覆する。