みちのく安達について

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協同組合と歩む

協同組合と歩む

 

2012年は国際連合(以下、国連)が定めた国際協同組合年に当たります。私たちが協同組合と歩む意義や課題について、国際協同組合年をきっかけに考えてみましょう。

JA全中総務企画部長 比嘉 政浩

国際協同組合年(IYC)とは?

国連が2012年を国際協同組合年と定めた背景

国連は2012年を国際協同組合年(International Year of Co-operatives=IYC)と定めました。

国連は、協同組合を「人々の経済社会開発への最大限の参加を促している」「持続可能な開発、貧困の根絶、都市と農村地域におけるさまざまな経済部門の生計に貢献できる企業体・社会的事業体」と高く評価しています。

この背景には、2007年の食料危機、2008年以降の金融・経済危機に対し、協同組合が高い耐久力・回復力を示した、との認識があります。

IYCの目標は「協同組合の認知度向上」

国連は、IYCの目標を「社会経済開発に対する(協同組合の)貢献に関する認知度を高める」などとし、スローガンを「協同組合がよりよい社会を築きます」に定めています。「協同組合は価値ある存在だが、多くの人がそのことを理解していない。IYCを定めるので、協同組合への理解促進の契機にしてほしい」というのが、国連からのメッセージです。

いつの時代も課題があり「協同」での解決を模索した

1844年、英国でロッチデール組合が誕生しました。荒々しい資本主義の勃興期に、生活用品の高騰、混ぜ物販売などの不正、高利貸しなどに苦しむ人々が、協同組合をつくって暮らしを守ろうとしました。

わが国でも天保9(1838)年、大原幽学の指導による「先祖株組合」が誕生し、信用、営農、共済のような事業を行いました。二宮尊徳の「報徳社」と共に、日本の農協のルーツといわれます。

こうした歴史の積み重ねの上に、現在の協同組合があります。

協同組合は、組合員のニーズ・願いに応えることで発展しました。背景には、いつの時代も困難な課題があること、人々には「助け合う」気持ちが常にあり、共助によりこれらの課題を解決しようとしてきたことがあります。

現在のわが国社会をどう見るか

わが国経済は市場経済を中心としていますが、多くの課題を抱えています。安定的な食料供給、地域社会の疲弊、高齢者福祉、地方医療などの課題は、市場経済の徹底で解決可能でしょうか。

数年前、小泉内閣のブレーンであったある経済学者が、「懺悔(ざんげ)の書」と称される書籍を著されました。同書には、市場原理主義、小泉構造改革路線は誤りだった、と書かれています。そして「公正な社会実現のためには、国やさらに小さな単位での経済・社会の仕組みや長期的観点・信頼を基にした企業経営、考える現場、自然との共生、中間的共同体が重要」とされています(筆者個人の所感です)。

市場経済は万能ではない、との認識が広がり、個別分野での解決策は論じられています。しかし、わが国社会の課題は深刻化しており、あるべき社会の全体像は描き切れていません。これがわが国社会の現状と考えます。

ロッチデール組合の誕生時と同様の「社会矛盾」の中で

ロッチデール組合誕生当時も、社会矛盾がありました。「歴史の後知恵」が可能なわれわれは、労働法制整備、消費者・金融行政確立、情報公開などの解決策を提示できます。協同組合の大きな役割も知っています。

しかし、19世紀の人々は知る由もありません。当時の人々は、確信はないができることからやろう、と、例えば協同組合をつくりました。他の対策も試行錯誤され、いくつかの課題は解決に向かったのだと思います。 現在は当時に似た面があると感じます。

命を支える農業が縮小していいのか。格差が拡大し、地域の活気が失われていいのか。全体像はまだ見えません。しかし、協同組合に対する期待はあり、一定の実績もあると思います。JAグループの取り組みだけでは課題は解決しませんが、使命を感じ、努力したいと考えます。

JAグループが担う社会的意義

JAに対する理解を広げたい

このような視点から見て、JAグループは、大きな社会的意義を持っています。自らの収益で営農指導し農業振興している、採算困難な農村部でも高齢者福祉・医療を提供している、助け合い組織など多くの地域運動を支えている、地産地消や金融・共済を通じ地域内の資金循環を促している、地域から離れず(離れることができず)、地域と共に何とか突破口を探す努力をしている、ことなどです。

IYCを契機に、従来以上にJAに対する理解を広げたいと考えています。

わが国のIYC実行委員会等の活動具体策

わが国では、JAグループ、生協、漁協、労協、信金などの全国組織の代表者や有識者で構成する「IYC全国実行委員会」を設立しました。運動重点を「社会・経済に対する協同組合の貢献についての認知度向上」に定め、HP、メールマガジン、イベント、説明資料の作成、CMでの紹介、ロゴやスローガンなどの普及に取り組んでいます。露出を増やし、HPなどに誘導して、協同組合への理解を広げたい、特に、情報発信力を持つマスコミ関係者、有識者に対し理解を求めたい、と考えています。

IYCを契機に

JAでの活動は、各県中から別途提起があるものと思います。私からお願いしたいのは次の活動です。

  1. JAからの情報発信に際し、「2012年は国連が定めたIYC」「世界的に協同組合は評価されている」との2点を加えていただきたい。「JAグループ統一コンテンツ」でもIYCを取り上げますし、パンフレットも作成します。
  2. 名刺、印刷物などを通じて、ロゴやスローガンを露出していただきたい。関心を持った方がIYCのHPを見れば、理解が広がります。

誇りに思う

私たちJAは、国連が協同組合を高く評価し、IYCを定めたことを誇りに思います。

しかし、IYCをPRすること自体がその意義ではありません。大切なのはこれを契機に、国連もうまく使ってJAへの理解を広げること、自らの役割を自覚し直すことの2点であると考え、取り組もうと思っています。


年頭のあいさつ

年頭のあいさつ


ちびっこ農業大学 第4回 「米粉料理に挑戦」

米粉を使っての「ピザ」作り、「ロールケーキ」作りが行われました。

北部会場、東部会場では、6月から『よい食』をテーマに「食品添加物の話」「お米のこと」など調理体験を交えながら楽しく行ってきました。今回で最終回、修了式を迎えました。修了式では、学長から1人ひとりに、修了証書が手渡されました。

ちびっこ農業大学は、来年も開校予定です。たくさんのちびっこ達の参加をお待ちしております。

お菓子でデコレーションした「クリスマスケーキ」づくり、玉ネギ、ブロッコリーなどをトッピングした「米粉ピザ」、自分のおもちゃ、小物で「思い出のリース」を作りました。
 
「米粉ピザ」作り。生地をしっかりこねました。
美味しいピザができました。
  クリスマスケーキ作り。
好きなお菓子をたくさんトッピングしました。
「思い出リース」を持って記念撮影したよ。
完成した「思い出リース」
 
トマト、ピーマンなど野菜をたくさんのせた「米粉ピザ」とデザートには、米粉を使った「杏仁豆腐」を作りました。
学年ごとに分かれた「食農かるた」とりで、食と農業について楽しく学びました。
 
「米粉ピザ」作り。野菜をたくさん載せました。   「食農かるた」とり。多くとった子には、プレゼントが渡されました
皆で記念写真を撮ったよ。
学長から修了証書が手渡されました。
 
フルーツをたくさん入れた「米粉ロールケーキ」を作りました。12月22日が冬至(とうじ)なので、風邪をひかないよう「かぼちゃスープ」を作りました。
 
フルーツをたくさん入れた「米粉ロールケーキ」を作りました。   「かぼちゃスープ」を作りました。

TPPでどうなる?日本の農業、経済、暮らし、もう一度じっくり考えよう

TPPでどうなる?日本の農業、経済、暮らし、もう一度じっくり考えよう

今年3月の東日本大震災以降、経済界などから「復興のためにも早期参加が必要」というTPP(環太平洋連携協定)交渉への参加を求める声が再び高まっております。

TPP交渉への参加は、被災地の現状や農家の心情を無視するだけでなく、国民の生活や国としての在り方を一変させかねない大きな問題です。JAグループでは、あらためてTPP反対を訴えるとともに、いま一度国民の皆さんとわが国の在り方や今後の農業、私たちの生活について考えてみたいと思います。

TPPがもたらすのは経済成長ではなく日本経済のさらなる悪化

TPP交渉参加国のうち、日本の輸出先となり得る市場は米国市場のみです。しかし米国は、自国への輸出に依存した世界の経済成長を拒否しており、逆に米国からの輸出を増加させ、国内雇用を創出しようとしています。また、日本では為替リスクを回避するため、すでに多くの大企業が海外移転による現地生産を進めています。その一方で、海外移転できない中小企業は、関税撤廃による安価な製品の大量輸入により、現在以上に厳しい価格競争にさらされることになります。その結果、日本経済を長年苦しめているデフレの悪化、賃金引き下げなど、日本経済のさらなる悪化をもたらされることが懸念されます。

TPP交渉参加9ヵ国に日本を加えた10ヵ国の内需規模の比較(2007年)

「TPPに参加しても例外が認められる」のは極めて困難

「TPPに参加しても、コメなどを関税撤廃の例外としたり、一定の経過期間を設けることは可能」との主張がありますが、TPP交渉に参加する米国など農産物輸出国は、こうした例外扱いを否定しています。現在のP4協定において例外化されているものは、宗教上の理由など特別なものに限られていることからも、例外措置が可能との根拠のない見通しを持ってTPPへ参加することは極めて危険です。

平成23年5月12日 米国下院農業委員会 公聴会

クロフォード下院議員(共和党:ア-カンソー州)

韓国とのFTAにおいてコメを例外としたことは悪い前例であり、TPPにおいては米国産のコメの市場アクセス拡大のため、いかなる例外も認めるべきではない。

カーク米国通商代表

TPP交渉において、われわれは全ての参加国に対して全ての品目を自由化交渉の対象とするよう求めている。韓国のコメ市場は非常に保護主義的であり、米国はさらなる市場開放に向けた圧力をかけ続ける。

平成23年5月24日 米国・アジア太平洋協会

ニュージーランドのグローサー貿易大臣

TPPにおいては、全ての品目が関税撤廃の対象であり、コメや砂糖を例外扱いするべきではない。

TPPに参加して日本に不利なルールを丸飲みさせられるだけ

TPPに参加して日本に有利なルールづくりをする必要があるとの主張がなされますが、最終的には米国が中心となって策定されたルールを強要されるという形になるだけで、わが国にはマイナスにしかなりません。

食品安全性に与える影響

  • TPP参加により、輸入肉用牛の月齢制限が緩和され、牛海綿状脳性(BSE)リスクのある牛肉が日本国内に入ってくる危険があります。
  • 現在日本で禁止されているポストハ-ベスト農薬(収穫後使用農薬)が使用可能となり、さらには、有機農産物の残留農薬規制を緩和させられることが想定されます。また、食品添加物については、日本では認められていないものについても、国際規格で認められているという理由で認可を求められる懸念があります。
  • 遺伝子組み換え食品等の輸入拡大も懸念される上に、遺伝子組み換えである旨の国内表示ルールに対して、「貿易障壁」としてルール変更が求められる恐れがあります。

農業以外の分野に与える影響

  • TPPの作業部会では、農畜産物や工業製品等の関税撤廃(下図)だけでなく、金融・保険・医療等のサービスの自由化や、植物検疫・公共事業の入札制度等の国内制度の規制緩和・撤廃など、幅広い分野が交渉対象として議論されています。
  • TPPに参加することによって、一部の工業製品の輸出拡大による経済的メリットと引き換えに、わが国の仕組みや基準が一変し、私たちの将来のくらしに大きな影響が及ぼされます。

TPP交渉参加へ怒り 街頭活動を行う(11月18日)

11月野田総理がTPP交渉参加にむけ関係国との協議を開始するとの方針を表明しました。国民への情報開示も不十分で不安を募らせています。JAでは、TPP交渉参加による農業への影響を理解してもらおうと、JR二本松駅・本宮駅・杉田駅で、JAの役職員が早朝駅利用者へチラシを配りました。


臨時総代会が開催される

臨時総代会

臨時総代会の様子

本店機能移転に伴う「定款の一部変更」と「二本松支店の新築及び分割について」ご審議をいただく臨時総代会がラポートあだちで開催され、全議案可決承認されました。

臨時総代会開催の状況

総代総数:600名
出席総代:513名
(本人出席:20名、書面出席:493名)

提出議案

議案第1号:定款の一部変更
議案第2号:二本松支店の新築及び分割について
付帯決議
決議事項中行政庁の許可、承認等を必要とするものについて、総代会の決議内容を変えない字句等の変更は、理事会に一任する。

二本松支店新築について

臨時総代会で承認をいただきましたので、平成24年7月の完成を目指し進めてまいります。現二本松支店は新事務所の工事完了までの営業とし、支店西側駐車場に新しく建築いたします。

二本松支店分割について

前共済センター(二本松市中江158)を二本松南支店として組合員の利便設確保とサービスの向上に向けて新設いたします。


本格的に二本松産の出荷が始まる

例年より約2週間遅れて本格的な米の検査が始まりました。JA では、風評被害に負けないよう積極的なセールスを行い、消費者の不安を解消しながら米の販売に取り組んでいきます。

13日、「米の検査が始まる」

「米の検査が始まる」

米の安全性が確認され、本格的に米の検査が始まりました。

「グリーンセンターにほんまつ」では、農家から集められたコシヒカリなど約3,000袋(1袋30kg)が検査を受け、すべて1等と、順調なスタートをきりました。

15日、「二本松産のおにぎりを配る」

「二本松産のおにぎりを配る」

来場者へおにぎりが配られました。

福島県立霞ケ場公園で「第57回 二本松の菊人形」が開幕。

その会場で、JAみちのく安達と二本松市は、二本松産米の安全性と消費拡大を図ろうと、新米コシヒカリのおにぎり500個を来場者へ配りました。

18日、「首都圏などへ向けて」米の出荷が始まる

「首都圏などへ向けて」米の出荷が始まる

テープカットを行う関係者のみなさん

「首都圏などへ向けて」米の出荷が始まる

トラックを見送る関係者のみなさん

二本松産の新米出発式が「グリーンセンターにほんまつ」で開かれ、首都圏などに向けて1等米のコシヒカリ800袋(1袋30キロ)24トンが発送されました。

高宮文作常務理事、三保恵一二本松市長らがあいさつ、テープカットを行い、トラックを見送りました。

19日、「消費地で買い物客へアピール」

「消費地で買い物客へアピール」

新米のおいしさをPRする高宮常務(写真左)
(写真 福島民友新聞社より提供)

JAの高宮文作常務理事、三保恵一二本松市長らが、東京駅近くの福島県八重洲観光交流館前で、新米1合のコシヒカリ350 袋を買い物客へ配布し、安全性をアピールしました。

都内大手の卸業者や全農の販売会社を訪問しトップセールスも行われました。


簡単「漬物」で、野菜を無駄なく食べきる!

「漬物」は野菜の保存性を高め、おいしく味わうための知恵。無駄がなくなる上に、新たな一品として食卓も豊かになり、栄養バランスも整います。そして、気持ちまで豊かにしてくれるのです。

現代の生活スタイルにこそ取り入れたい!多種多様な、お手軽「漬物」

日本人の食卓に欠かせないとされてきた「漬物」。昔は家庭で作られるものでしたが、現代では手作りする人が少なくなってしまいました。これはとても残念なこと。漬物は、ベターホーム協会が提唱している「食べもの大切運動」を実践するうえで、実に適した調理法の一つ。野菜を無駄なく食べ切るのに適しています。

漬物の中でも最もポピュラーで人気がありながら、ハードルが高いとされているのが「ぬか漬け」です。自分で漬けると、好みの漬け具合で食べられる、添加物などの心配がない、野菜が無駄にならないなどの利点があります。しかし、現在自家製ぬか漬けを作っている人は1割(ベターホーム協会調査「現代女性とぬか漬け」より)。手入れが大変、漬け方が分からない、置き場所がない、などの理由から挑戦できずにいる人が多いのが現状です。そこで、現代の生活スタイルに合った漬物として開発されたのが「コンパクトぬか床」なのです。

他にも、少しだけ残った野菜をすぐに食べ切るのに最適な「即席漬け」もお薦め。切って、袋に入れて、うま味となる調味料と合わせてもむだけですぐにおいしく食べられます。さらに、ぬか床同様に、発酵の力で野菜のおいしさを引き出す、パン床やご飯床も手軽さが魅力。オイルやサワーなど身近な材料に漬けて、さまざまな料理に展開するなど、漬物とひとくくりにはできないほど、その形は多種多様です。さぁ、冷蔵庫の中で干からびさせる前に、残った野菜の切れ端を食卓を彩る一品に変身させてみましょう。

「コンパクトぬか床」の特徴

袋でできる、冷蔵庫で保存、現代の食事情に最適

●少人数の家庭に適したサイズ

「コンパクトぬか床」は、厚手の保存袋で作ります。両手に載るくらいのサイズで、1~3人暮らしで食べ切れる量のぬか漬けが作れます。気軽に作れる上、冷蔵庫の中でスペースを取らないのも利点。ダイコンの切れ端、キュウリやニンジンを半分だけなど、中途半端に余りがちな野菜を食べ切るのに最適です。

●手を汚さずに混ぜられて、お手入れが簡単!

お手入れの簡単さも自慢。冷蔵庫で漬けられるので傷みにくい上、混ぜるのも4~5日に一度で大丈夫です。袋ごともむようにすればいいので、手を汚すこともありません。さらに、保存袋を密閉容器に入れてから冷蔵庫で保存するので、冷蔵庫内に臭いも広がりにくいのが特徴です。

●ヨーグルト効果で、臭いを軽減

通常のぬか床は、ぬかと塩水で作りますが「コンパクトぬか床」は、そこにヨーグルトをプラス。これによりうま味が増すだけでなく、ぬか漬け特有の臭いも抑えられます。

●塩分控えめ

一般的なぬか床の塩分は、ぬか+水分の8%前後。「コンパクトぬか床」は、5%に抑えました。保存性を高めるためにも一定量の塩は必要ですが、冷蔵庫で保存するので可能な限り減塩することができるのです。漬ける前の塩もみもしないで漬けられます。

マーマレード+キャベツ

①キャベツの葉1~2枚(約100g)を1cm幅、5cm長さに切ってポリ袋に入れる。
② 塩小さじ1/8、マーマレード大さじ1を加えて軽くもむ。+キャベツ

カレー粉+人参

① ニンジン1/2本(100g)を斜め薄切りにしてから、千切りにして、ポリ袋に入れる。
② 砂糖小さじ1/4、塩小さじ1/8、カレー粉小さじ1/8、酢大さじ1/2を加えて軽くもむ。


夏の思い出 ちびっこ農業大学

ちびっこ農業大学の第2回目が、7月31日北部会場(二本松・安達地区)、8月7日 東部会場(岩代・東和地区)・南部会場(本宮・白沢・大玉地区)で開かれました。

調理体験、牛乳パックを使った工作など、ちびっこ農大生は、たくさんの楽しい思い出をつくりました。

 
『工作体験』
電池で動く、ユニークなロボットを作りました。
  『大豆つかみ&果物皮むき大会』
親子チーム対抗『大豆つかみ』。
箸で大豆をつかむのは難しいな。
保護者対象の『果物の皮むき大会』も行われました。
 
『おにぎり大会』
いろんなアイデアのおにぎりを作り、美味しく食べました。
  ちびっこ達が作ったアイディアおにぎり
 
『夏祭り』
ピーマン・ミニトマトを、箸ですくいました。
  『調理体験』
ナス・トマトを入れたカレーを作りました。
 
『わくわく工作』
牛乳パックを使って、2mの飛び出すヘビを作りました。
  『わなげを楽しみました』
 
『工作体験』
牛乳パックを使って泳ぐ「クジラ」を作りました。
  『調理体験』
ナスも入ったカレーを作りました。
   
『スイカ割り』
上手く割れたかな?
   

福島県農林業者総決起大会

JAグループ福島・福島県森林組合連合会・福島県漁業協同組合は東京都の日比谷野外音楽堂で「福島県農林漁業者総決起大会」を開きました。

原発事故の放射能汚染の影響からの1日も早い事故の収束と消費者の不安の解消、安心して生産のできる福島県を取り戻そうと、福島県内の17JAなどから約2,500人、JAみちのく安達からは、齋藤道雄組合長、高宮文作常務理事、他役員、野菜・畜産・水稲農家ら85名参加しました。

大会では、庄條德一JA五連会長が主催者あいさつ、鈴木廣直JAグループ福島肉牛振興協議会長らが決意表明を述べました。

大会終了後、日比谷野外音楽堂から東京電力本店前を経由して東京駅周辺まで2キロのデモ行進を行い、横断幕、むしろ旗などを掲げながら、復興対策・要望を訴えました。

決意表明を述べる鈴木廣直福島肉牛振興協議会長   都内をデモ行進する、参加者の皆さん
決意表明を述べる鈴木廣直福島肉牛振興協議会長   都内をデモ行進する、参加者の皆さん
     
 
決起集会参加者

熱中症対策

松島 松翠(佐久総合病院名誉院長)

暑くなると「熱中症」を起こす人が増加します。
農家の方は炎天下で農作業することが多いので、熱中症には特に注意が必要です。

熱中症のメカニズム

私たちの体には、気温が変化しても体温を一定に保とうとする仕組みが備わっています。

暑くなって体温が上がり始めると、皮膚の血流量を増やして皮膚から熱を逃がしたり、汗を多くかいて、その汗が蒸発することによって熱を逃がしたりして、体温を下げます。

ところが、長時間暑さにさらされて大量の汗をかくと、水分や塩分が不足して脱水状態になり、体内の熱をうまく外に逃がせなくなってしまいます。すると、体に熱がこもって、さまざまな体の変調を来すようになります。

このような状態が「熱中症」です。
「熱中症」では、さまざまな症状が現れます。
症状の軽重から、次のように大きく三つに分けられます。

● 軽症(Ⅰ度)…目まい、立ちくらみ、筋肉のこわばり、こむら返りなど。
● 中等症(Ⅱ度)…頭痛、吐き気、嘔吐(おうと)、体がだるいなど。
● 重症(Ⅲ度)…ふらふらする、立てない、意識障害など。

熱中症を予防するには

基本的には、症状は徐々に進みますが、突然に意識障害が起こることもあり、発症したときにはすでに重症になっていることもよくあります。また、目まいや頭痛など、中等症までの症状は熱中症特有の症状ではなく他の病気でも起こるので、気が付かないうちに症状が進んでしまうことがあります。

農家の人に多いのは、炎天下での農作業を長く続けたときですが、中高年の方は、屋内で日常生活を送っているときにも発症しやすいので、注意が必要です。

外での農作業は、暑い時間帯を避け、早朝や夕方の気温の低い時間帯に行うようにします。また「つば」の広い帽子で直射日光を遮り、通気性や吸水性の良い衣服を着るようにします。

農作業中は、喉の渇きを感じなくても、熱中症対策暑くなると「熱中症」を起こす人が増加します。農家の方は炎天下で農作業することが多いので、熱中症には特に注意が必要です。

水分、塩分を小まめに補給します。喉が渇いたと感じたときには、すでに脱水状態になっていることもあるからです。水分と塩分の補給には、お茶と梅干しを一緒に取るとか、ジュース、スポーツドリンクなどが適しています。ただし、アルコール飲料やカフェインを多く含む飲み物は、利尿作用があるため、水分補給には適していません。

「熱中症」は必ずしも外で起きるとは限りません。特に高齢者は屋内で「熱中症」を起こすことが多く、また睡眠中に「熱中症」が起こることもあります。寝る前にもコップ1杯の水を飲むなど、水分補給を行います。

もし熱中症が疑われたら

もし屋外での農作業中に、前に書いた症状が出て「熱中症」の発症が疑われたら、すぐに作業を中止し、涼しい場所に移動し、体を冷やし、水分・塩分を補給します。

体を冷やすには、氷をポリ袋に入れてタオルでくるんだものや、保冷剤などを使用します。衣服を脱がせ、ベルトを緩め、首筋、脇の下、太ももの付け根、膝の裏など、太い血管が皮膚の表面を通っている部分に当てます。

以上のことを行っても、症状が改善しない場合は、医療機関を受診します。それまで元気だった人が、暑い環境で急に具合が悪くなったときは、いつも、「熱中症」のことを頭に置いておかねばなりません。

もし最初から中等症以上の症状が出たり、意識障害がある場合は、直ちに救急車を呼んでください。意識がはっきりしていなかったり、吐き気がある場合は、気管に入ると危険なので、無理に水分補給をしないでください。

お年寄りには特に注意

全国19都市の調査では、「熱中症」を起こす場所は、年代別に見ると、64歳以下ではさまざまな場所で「熱中症」を起こしていますが、65歳以上の高齢者では、半数以上が自宅で起こしているとのことです。必ずしも暑い戸外とは限らないのです。

お年寄りは、次のような要因で「熱中症」を起こしやすいのです。

一つは、体温調節機能の低下があるからです。末梢(まっしょう)の血流量が少なくなったり、汗をかきにくくなっています。つまり熱が発散できにくいのです。

二つは、体内の水分量の減少です。筋肉や血流量の減少などによって、体全体が慢性的な水分不足の状態になっています。 三つは、暑さや喉の渇きを感じにくいのです。閉め切った部屋で暑くなっても、暑さを感じにくくなっているので、エアコンを使わないで過ごしてしまいがちです。しかも喉の渇きをあまり感じなくなるので、室内の温度が上がっても、水分を十分に取らない傾向があります。

このように、お年寄りは戸外だけでなく、屋内で「熱中症」を起こすことが多いので、室内が高温多湿にならないよう、温度や湿度、通気などにも十分注意しましょう。